IAF・APAC・MLA

IAF

IAF(International Accreditation Forum, Inc. 国際認定フォーラム)は、1993年1月に米国を中心にカナダ、英国、オランダ、メキシコ、オーストラリア/ニュージーランドの計6か国及び日本の代表団による会議により、マネジメントシステム認証機関や製品認証機関、要員認証機関を認定する機関の国際的組織として発足しました。

その後、1998年10月29日にオーストラリア ゴールドコーストで開催された第12回国際認定機関協力機構総会(=IAF総会)で、政府と切り離した中立的な機関による認定活動の重要性が増したため、米国デラウエア州で非営利法人として登記し、初代IAF会長には本協会の専務理事 大坪孝至(当時)が選出され2期(合計4年)努めました。

IAFは、マネジメントシステム、製品、サービス及び要員など各分野で認定活動をする機関、認証機関協議会、その他の団体からなる国際組織であり、主要な国際機関、および産業界グループとの連携、協力を通して貿易の技術的障害を排除し、世界貿易を促進するため、認定機関間の技術的レベルの整合や相互承認協定の締結を目指して活動しています。現在のところ約70機関が参加しており、日本からはJABをはじめISMS-AC、IAJAPANがメンバーとなっています。

 

画像:IAF組織図

PACからAPACへ

太平洋認定協力機構(Pacific Accreditation Cooperation: PAC)はAPEC域内の国の認定機関の協力組織であり、オーストラリアの提唱で1994年に設立されました。政府間組織であるAPECの下部組織のひとつ、標準化・適合性分科委員会(SCSC)から、委員会活動を支える地域専門家機関(Specialist Regional Bodies)として定例会議に招聘されています。

PACは相互承認協定締結のための相互評価をIAFと共同で行い、1997年10月に開催した相互承認管理委員会で4機関に関する評価レポートを検討した結果、CNACR(中国)、JAB(日本)、JAS-ANZ(オーストラリア ニュージーランド)、SCC(カナダ)はそれぞれPACの相互承認グループに参加するのにふさわしいとの勧告をPAC特別総会に提出しました。

PAC特別総会はこれを承認し、これをうけて上記の5か国4機関が相互承認協定書に調印し、PAC相互承認グループが発足しました。PACの相互承認のための方針と手順についてはIAFと同一の文書(「相互承認の方針と手順の文書(IAF 97-041 Rev1)」)を用いています。

APACの発足

その後、アジア太平洋認定協力機構 (Asia Pacific Accreditation Cooperation; APAC)が発足し、これに伴い本協会のAPLAC及びPACにおける会員資格はAPACにおける対応する会員資格に移行されると共に、「相互承認取決/協定 (APLAC MRA, PAC MLA) 」の地位についてもAPAC MRAの対応する地位に移行されています。

従って、本協会より既に認定を取得している適合性評価機関についても、その国際的な相互承認 (MRA/MLA) の地位がAPAC移行後も中断や変更することなく維持されます。

MLA

1998年1月第11回IAF(International Accreditation Forum)総会において、財団法人 日本適合性認定協会(JAB)を含む17か国、16機関の間で、国際相互承認協定(Multilateral Recognition Arrangement 以下MLA)に調印することが承認されました。 この準備のためIAFは1996年9月に品質マネジメントシステムにかかわる相互承認を希望する機関の申請の受付を開始し、1997年の1年をかけて申請した認定機関の間で、ISO/IECガイド61及びこれに関するIAFガイダンス(ドラフト4)に基づいて相互評価を実施し、この調印に至っています。

これらの機関はIAF相互承認グル-プと呼ばれ、これら認定機関の認定業務は互いに同等であることを相互に承認したことになります。今後、IAFに加盟している他の認定機関も、希望する機関から順次、相互評価を進めていくことになります。

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