日本適合性認定協会の役割

ISO・CASCO・JABの関係

1. ISO(国際標準化機構)の設立について

以前は、各国独自の技術規格あるいは標準によって製品が作られましたが、国際間の商取引が進む中で、技術的な規格が国ごとに異なることで国際貿易上の障壁が生じるようになりました。これらの技術的障壁の除去を目的に設けられた機関がISOということになります。

「ISO」とは国際標準化機構(International Organization for Standardization)のことで、ジュネーブに本部を置き、電気・電子分野を除くあらゆる分野の標準化を推進する国際機関です。1947年に非政府団体として設立されました。

目的 国際貿易の円滑化・促進のための国際規格の策定
加盟国 162カ国。各国ごとに代表的標準化機関1機関だけが参加可能。日本は日本工業規格(JIS)の調査・審議を行っている日本工業標準調査会(JISC)が1952年に加入。
機構 総会、20カ国から成る理事会など

ISO(国際標準化機構)の組織は以下のようになっています。

画像:ISO(国際標準化機構)の組織

2. ISO/CASCOと公益財団法人日本適合性認定協会(JAB)の役割

ISO (International Organization for Standardizatio 国際標準化機構)及び IEC(International Electrotechnical Commission 国際電気標準会議)では、下記のような活動を行っています。

  1. 製品認証、要員認証、マネジメントシステム認証、試験・校正、検査を実施するそれぞれの適合性評価機関が満たすべき要件とその手順を規定した国際規格を発行しています。
  2. 「適合性評価機関」が国際規格に適合しているか判断・評価する機関、つまり「認定機関」が満たすべき要件とその手順を規定した国際規格も制定しています。
  3. 国や地域の適合性評価システムにおける「相互承認」の促進、国際標準の適切な使用の促進を行っています。

これら国際規格は、現在、ISOの政策開発委員会の一つである適合性評価委員会(ISO/CASCO:Committee on conformity assessment)が作成しています。CASCOを構成するのは、ISO加盟機関の代表者で、わが国ではJISCとJABが代表を送っています。つまり、JABはCASCOの一員として、上記の作成に参画しています。

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