ISO 14065 に係る実証研究プロジェクトのためのGHGプログラム及び機関の公募について

2008年 7月 7日
財団法人 日本適合性認定協会

本協会では、ISO 14065 に対する調査事業の一貫として、GHGプログラムに対する認定基準、指針について、認定プログラムの設計及び当該規格及び関連基準の適格性についての妥当性確認、及び検証を実施することを目的に、実証研究プロジェクトを開始し、参加を希望するGHGプログラム実施者及びバリデーション・ベリフィケーション機関を公募いたします。

「ISO 14065 温室効果ガス-認定またはその他の承認への適用を目的とする温室効果ガスに対するバリデーション、ベリフィケーション機関への要求事項」(2007年 4月15日発行)は、排出量を正確かつ統一的に把握するために、排出量の精度を確保すること、また、市場の信頼性、公平性の確保という観点から、機関の専門的力量・マネジメントシステムに関わる要求事項等が盛り込まれた規格です。

また、当該規格は、従来のマネジメントシステム・検査・試験機関に対する認定基準、機関に対する力量と異なるため、現在、アメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス、台湾にて既に試験運用が開始されています。

本協会の実証研究に参加を希望されるGHGプログラム実施者、バリデーション・ベリフィケーション機関は、以下のいずれかの条件に適うものとさせていただきます。

 

  1. GHGプログラム実施者は、以下の何れかのプログラムを実施していること
     

    1. ISO 14064-1に基づくGHGプログラム
    2. ISO 14064-2に基づくGHGプログラム
    3. 公表され、公式の利害関係者による評価プロセスをもつ強制GHGプログラム
    4. 公表され、公式の利害関係者による評価プロセスをもつ国際的又は地域的GHGプログラム
      (例: WRI/WBCSD GHGプロトコール)
    5. 産業/セクター別協定 (公表されていないが、ISO 14064-1, ISO 14064-2を基本に、追加的に産業別・セクター別要求事項を加えているもの)

     

  2. バリデーション・ベリフィケーション機関は、本協会が、下記の規格等に関わる業務経験、または当該分野の専門知識が十分であると確認できること
     

    • ISO 14065
    • IAF 14065 基準文書 (2008年 6月30日版)
    • ISO 14064-1
    • ISO 14064-2
    • ISO 14064-3

     

本協会は、参加される機関に対する実証研究としての適合性を評価いたしますが、認定証は発行いたしません。

公募期間:
2008年 7月10日から 2008年 7月30日まで

尚、申請多数の場合、申請書類にて選定させていただく場合がございます。予めご了承下さい。

 

以上

 

■本件に関する問合せ先■
財団法人 日本適合性認定協会
認定センター  牧野 睦子
E-mail: GHG@jab.or.jp
Tel.03-3442-1214 Fax.03-5475-2780

 

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