JIS Q 9001:2008(ISO 9001:2008)発行に伴う認証の移行について
2008年12月22日
財団法人 日本適合性認定協会
認定センター
JIS Q 9001:2008が12月20日付けで発行されました。ISO 9001:2008は、11月15日付けで既に発行されていますが、JIS Q 9001:2008およびISO 9001:2008(以下、新規格という)発行に伴う認証の移行について下記にお知らせします。
本年8月20日付けにて、ISOとIAF(国際認定機関フォーラム)は、ISO 9001:2008への移行に関して共同コミュニケを発表しています。共同コミュニケについては、ISO 9001:2008への移行に係るISO-IAF共同コミュニケの発表について[2008-08-29] を参照してください。
本協会は、この共同コミュニケの内容に基づき新規格への移行対応を以下のように定めています。
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JIS Q 9001:2000およびISO 9001:2000(以下、現行規格という)に基づく認証文書は、新規格の発行後24か月は有効です。
- JIS Q 9001:2000 - 2010年12月19日まで有効
- ISO 9001:2000 - 2010年11月14日まで有効
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新規格発行日から24か月後の同日には、現行規格に基づく認証文書はすべて失効します。
- JIS Q 9001:2000 - 2010年12月20日失効
- ISO 9001:2000 - 2010年11月15日失効
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新規格発行日は、各認証機関が発行する認証文書に記載されている規格の表示に基づき、JIS又は ISOそれぞれの発行日とします。
- JIS Q 9001:2008 - 2008年12月20日発行
- ISO 9001:2008 - 2008年11月15日発行
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新規格に対する定期的なサーベイランス又は再認証審査の後でなければ、新規格に対する認証を授与してはなりません。
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新規格の発行1年後以降の認証(新規、認証範囲の拡大又は再認証)は、すべて新規格に基づかなければなりません。
- JIS Q 9001 - 2009年12月20日以降の認証はJIS Q 9001:2008で行う
- ISO 9001 - 2009年11月15日以降の認証はISO 9001:2008で行う
したがって、新規格発行日から24か月以内に確実に新規格に対する認証が授与されるよう、認証機関と協議し、計画されることをお勧めします。
なお、本協会が認定するマネジメントシステム認証機関には、本年 9月25日付けにて、上記の趣旨内容を通知しています。
また、ISO/TC 176/SC2から「ISO 9001:2008実施の手引き(品質マネジメントシステム規格国内委員会事務局参考訳)」(http://www.jsa.or.jp/stdz/iso/pdf/iso9001_2008tebiki.pdf) が発表されていますので、日本規格協会ウェブサイトをご参照ください。
発信文書
■本件に関する問合せ先■ 財団法人 日本適合性認定協会 総務部CS E-mail: CS@jab.or.jp Tel.03-3442-1218 Fax.03-5475-2780 認定センター Tel.03-3442-1214 Fax.03-5475-2780