温室効果ガス妥当性確認・検証機関 ISO 14065 初認定授与式

2011年 4月13日
公益財団法人 日本適合性認定協会

本協会は、2011年 3月28日に第 1回温室効果ガス認定委員会を開催し、一般財団法人 日本品質保証機構 地球環境事業部に第一号の温室効果ガス妥当性確認・検証機関として認定を授与いたしました。

今回の初認定に対し、認定授与式を 4月 6日 ( 水 ) 午後 1時30分より本協会で行いましたので、ここに報告いたします。

なお、認定された温室効果ガス妥当性確認・検証機関の詳細については、本協会ウェブサイトの「認定された機関・試験所等」の項目をご覧ください。

[ 温室効果ガス妥当性確認・検証機関認定についての概要 ]

今回の ISO 14065 認定の背景には、近年、地球温暖化問題への社会的関心の高まりがあります。各方面で温室効果ガス ( GHG ) 削減の取組みが活発に進められており、企業・団体など組織は、CSR 報告書、環境報告書などを通じ、それぞれの削減への取組みの結果として、GHG 排出量や削減量を提示しています。しかしこれら GHG 排出・削減量の算定の実施は、現状ではそれぞれの組織に委ねられています。このため、算定された数値が適正であることの客観的保証が社会ニーズとして求められており、また組織自らもこの社会ニーズに応える必要性が高まっています。この状況を踏まえ、社会ニーズに対応する第三者による妥当性確認・検証制度として「温室効果ガス排出量の検証に係る認定プログラム」が開発されました。

本妥当性確認・検証制度が活用されることにより、地球温暖化対策の着実な進展への貢献が期待されます。また、温暖化対策に取り組んでいる組織にとっては、利害関係者はもちろんのこと一般社会に対して、信頼性の高い情報を開示することで、環境への貢献のアピールが可能になります。

[ 認定授与式の模様 ]

認定授与式の模様
2011年 4月 6日

以上

■本件に関する問合せ先■
公益財団法人 日本適合性認定協会
総務部 CS
E-mail. CS@jab.or.jp
Tel.03-3442-1210 Fax.03-5475-2780

 

ページの先頭へ戻る