JAB MS305:2013第2版『「マネジメントシステム認証機関に対する認定の基準」についての指針―QMS及びEMS審査の工数―』の発行について
2013年5月8日
公益財団法人日本適合性認定協会
本協会は、下記のとおり、JAB MS305:2013 第2版『「マネジメントシステム認証機関に対する認定の基準」についての指針―QMS及びEMS審査の工数―』を発行いたします。
改定内容及び適用については下記のとおりです。
記
1. 発行文書
JAB MS305:2013 第2版『「マネジメントシステム認証機関に対する認定の基準」についての指針―QMS及びEMS審査の工数―』 (PDF 276KB)
2. 改定事由
2013年3月4日付けで、IAF(国際認定フォーラム)より、次の文書が発行された。本協会は、IAF加盟認定機関として、同文書の技術的内容を変更することなく邦訳し、本協会の認定の基準についての指針JAB MS305を改定する。
IAF MD5:2013 “IAF Mandatory Document for Duration of QMS and EMS Audits - Issue 2”
また、この改定に併せて、既存の規定について、一部訳語の見直しを行う。
3. JAB MS305-2009(前版)からの主な改定内容
JAB MS305-2009(前版)からの主な改定内容は次のとおり(括弧内は該当項番)。
なお、3.b)の詳細については、前版からの改定事項を見え消しにて識別したこちらの前版からの見え消し版 (PDF 294KB)をご参考ください。
a) IAF MD5:2013 Issue2改定に伴う見直し
- 引用するISO/IEC 17021適用版などの最新化
- EMS審査における交替勤務の審査に関する規定の明確化(3.6)
- 審査工数の削減に関する規定の見直し(3.9)
- 審査工数の決定、それを正当とする理由の記録などに関する規定の見直し(4.2)
- 再認証審査におけるシステムパフォーマンスのレビューの工数算定に関する規定の導入(6)
- 統合マネジメントシステム審査の工数計算について、IAF MD11(JAB MS306として発行予定)を新たに引用(8)
- “multi-site” の邦訳を「複数サイト」に変更(10)
- 複数サイトの審査工数について、IAF MD1(JAB MS301)とIAF MD5(JAB MS305)の適用にかかる規定の明確化(10.2)
b) その他、前版の邦訳(IAF MD5原文に変更なし)について一部訳語を見直し
4. 発行日及び適用
a) 発行日
2013年5月8日
b) 適用
認証機関は、2013年5月8日以降に審査計画する認証審査から適用するものとする。また本協会は、この適用の状況について認定審査にて確認する。
以上
本件に関するお問い合わせ先
公益財団法人 日本適合性認定協会
認定センター CB
E-mail. info-cb@jab.or.jp
Tel. 03-3442-1214 Fax. 03-5475-2780