JAB MS102:2015第12版「マネジメントシステム認証機関に対する認定の補足基準-情報通信品質マネジメントシステム-」の発行について

2015年6月12日
公益財団法人日本適合性認定協会

本協会は、下記のとおり、JAB MS102:2015第12版「マネジメントシステム認証機関に対する認定の補足基準-情報通信品質マネジメントシステム-」を発行いたします。

改定の背景、主な改定内容及び適用については、下記のとおりです。

記

1. 発行文書

先般、クエストフォーラム発行の次の2つの文書が改定された。
① TL 9000 認証機関の審査員に対する資格及び経験要求事項(JAB MS102附属書Bにて引用)
② TL 9000 認証機関のための実施規則(JAB MS102附属書Cにて引用)

また、これらの文書の改定、適用の詳細について、クエストフォーラムからAlert 15-001A, Alert
15-003Aが発行された。
これを踏まえ、JAB MS102の改定を行う。

付録Bの記述の一部を、セクション4のe)のⅲに移動(附属書B)
セクション1:すべての参照文書について、現行の版数に変更(附属書C)
セクション2:「TL 9000認証機関の審査員に対する資格及び経験要求事項」文書を明確に示すため、第5段落の審査員資格について変更(附属書C)
セクション3:審査中に検出された所見を、実施規則のセクション1にリストされた所見の定義に従って記録することを確実にするため、CB(認証機関)が文書化されたプロセスを持つことの要求事項を追加(附属書C)
セクション4:例示のマトリクスを削除し、別途、ウェブサイト(tl9000.org)に掲載(附属書C)
セクション4:審査前提出資料で提供するプロセス情報に、適用する要求事項及び測定法ハンドブックの要求項目を追加(附属書C)
セクション4:製品分類7.1.1インストール及び7.1.4 電波塔建設に該当する組織は、初回認証時及び各3年の認証サイクル期間に少なくとも1回はインストール又は工事現場の審査を受けることの要求事項を追加(附属書C)
その他、編集上の修正など