マネジメントシステムの認証を受けた組織の皆様へ ~平成28年(2016年)熊本地震の災害に伴う対応について~

2016年 4月18日
公益財団法人 日本適合性認定協会

4月14日から発生している熊本地震の被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。

 

本協会では、この災害の被害の甚大さ、また不可抗力であることを考慮し、JAB NS503:2011「認定機関、適合性評価機関及び認証された組織に影響を及ぼす非常事態又は特殊な状況の管理に関するIAF参考文書」の考え方に基づき、マネジメントシステム認証審査について下記の取扱いといたしますので、お知らせします。
 

組織各位におかれましては、認証機関と十分ご相談の上、認証の維持をしていただくようお願いいたします。

 

  1. 最初のサーベイランス審査

    本来は、初回認証後の最初のサーベイランス審査は、認証の決定をした日から12か月以内に行わなければなりません。しかしながら、認証されたマネジメントシステムが有効であるという信頼を与える十分な証拠が収集されている場合(JAB NS503:2011 3項ご参照)には、通常6か月(初回認証から18か月)を超えない期間、最初のサーベイランス審査を延期することが可能となります。

  2.  
  3. その後のサーベイランス審査

    限られた期間(6か月未満)、完全に業務を停止しなければならない場合、業務停止の期間中に認証機関が予定していた審査を、業務を再開するまで延期することが可能となります。組織各位におかれましては、認証機関が審査を迅速に実施できるように、認証機関に業務再開時期の連絡をお願いいたします。

  4. 再認証審査

    認証の失効を避けるために、本来は、有効期限前に再認証審査を完了し、再認証の決定を行わなければなりません。しかしながら、認証されたマネジメントシステムが有効であるという信頼を与える十分な証拠が収集されている場合(JAB NS503:2011 3項ご参照)には、もとの有効期限から通常6か月を超えない期間、認証を延長することが可能となります。

     

     

以上

■本件に関する問合せ先■
公益財団法人 日本適合性認定協会
認定センター CB
E-mail. info-cb@jab.or.jp
Tel.03-3442-1214 Fax.03-5475-2780

 

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