【情報提供】平成28年度の診療報酬改定における「総合入院体制加算」、「緩和ケア診療加算」および「緩和ケア病棟入院料」にISO 9001認証が認められました

2016年4月21日
公益財団法人 日本適合性認定協会


今般、平成28年3月4日の厚生労働省告示第52号に基づく診療報酬の算定方法が改正されました(本年4月1日より適用)。その取扱いに係る疑義解釈資料(その1)が、平成28年3月31日付け厚生労働省保険局医療課 事務連絡として通知されました。

この中で、「総合入院体制加算」、「緩和ケア診療加算」および「緩和ケア病棟入院料」における要件のひとつに、ISO 9001の認証も認められました。以下その内容をご案内いたします。

1.総合入院体制加算

総合入院体制加算は、十分な人員配置及び設備等を備え総合的かつ専門的な急性期医療を24時間提供できる体制及び病院勤務医の負担の軽減及び処遇の改善に資する体制等を評価した加算であり、入院した日から起算して14日を限度として算定できるものです。
この加算は、年間の手術件数や医療機能並びに以下に示す加算1及び加算2に関しては第三者評価などが施設基準等となっており、以下の3種類に分類されています。
総合入院体制加算(1日につき下記点数:1点=10円を加算することができます)

 1) 総合入院体制加算1:240点
 2) 総合入院体制加算2:180点
 3) 総合入院体制加算3:120点

※総合入院体制加算1及び2の要件について、日本医療機能評価機構が定める機能評価を受けている病院又は当該評価の基準と同等の基準について第三者の評価を受けている病院とあるが、下記も該当すると解釈された。
  ①JCIの「大学医療センター病院プログラム」又は「病院プログラム」(JCI=Joint Commission International)
  ②ISO 9001の認証

2. 緩和ケア診療加算及び緩和ケア病棟入院料

緩和ケア診療加算は、一般病床に入院する悪性腫瘍又は後天性免疫不全症候群の患者のうち、疼痛、倦怠感、呼吸困難等の身体的症状又は不安、抑うつなどの精神症状を持つ者に対して、当該患者の同意に基づき、症状緩和に係る専従のチーム(以下「緩和ケアチーム」という。)による診療が行われた場合に算定されます。

緩和ケア診療加算(1日につき):400点

また、緩和ケア病棟入院料は、主として苦痛の緩和を必要とする悪性腫瘍及び後天性免疫不全症候群の患者を入院させ、緩和ケアを行うとともに、外来や在宅への円滑な移行も支援する病棟であり、当該病棟に入院した緩和ケアを要する悪性腫瘍及び後天性免疫不全症候群の患者について算定されます。

緩和ケア病棟入院料(1日につき)
 1) 30日以内の期間:4,926点
 2) 31日以上60日以内の期間:4,400点
 3) 61日以上の期間:3,300点

※緩和ケア診療加算、緩和ケア病棟入院料の施設基準である「がん診療連携の拠点となる病院若しくは公益財団法人日本医療機能評価機構等が行う医療機能評価を受けている病院又はこれらに準ずる病院であること。」について、下記は該当すると考えてよいと解釈された。
  ① 公益財団法人日本医療機能評価機構の病院機能評価の認定
  ② ISO 9001の認証
 

 事務連絡の全文については、添付PDFファイルをご参照下さい。

事務連絡 疑義解釈の送付について(その1)(PDF 1,272KB)

本ご案内の内容は、p12(問40)、p16(問54)に記載されています。

また、診療報酬改定の概要については、下記の厚生労働省のウエブサイトをご参照下さい。

        http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000106421.html
         

本件に関するお問い合わせ先
公益財団法人 日本適合性認定協会
総務部 CS
E-mail. CS@jab.or.jp
Tel.03-3442-1210 Fax.03-5475-2780
 

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