マネジメントシステムの認証を受けた組織の皆様へ ―国際認定フォーラム(IAF)の基準文書改訂に伴う変更についてのお知らせ―

2018年9月26日
公益財団法人 日本適合性認定協会

平素より本協会の事業にご理解およびご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて、既に貴組織の認証機関から通知を受けておられるとは存じますが、去る2018年1月29日に、IAF MD1:2018「複数サイトの組織が運用するマネジメントシステムの審査及び認証のためのIAF基準文書Issue 2」が発行され、同日をもって適用となりました。本協会を含むIAFの相互承認署名認定機関の認定を受ける認証機関は、本基準文書に適合して認証活動を行わなければなりません。

今回の改訂は、より適切な認証を発行するために、特に複数サイトの組織の審査の設計において、国際的な整合を図る目的で明示的な要求を加えたものです。これに伴い、複数サイトを含む組織の審査にかかる工数や、訪問審査対象のサイトの数が、従来に比して増加となる場合があります。

本協会では、本基準文書発行時に、認証機関が、審査工数の設定、現地訪問対象のサイト選定、契約変更に要する時間を鑑み、本年9月1日以後に開始する審査には本基準文書を適用するよう認証機関に要請し、既に、過半数の機関においては適用を開始していただいております。しかしながら、一部、適用実施が遅延している機関があることから、改めて、2019年1月1日以後に開始する審査においては、対象の全案件について完全に適用されるべきことを認証機関に通知いたしました。

認証組織各位におかれましては、趣旨ご理解の上、該当する場合には、認証機関からの通知に従い、関連する変更にご協力くださいますようお願い申し上げます。

参考資料:
IAF MD 1:2018「複数サイトの組織が運用するマネジメントシステムの審査及び認証のためのIAF基準文書Issue 2」及び関連するIAF MD 5:2015「品質及び環境マネジメントシステム審査工数決定のためのIAF基準文書Issue 3」の参考訳については、以下のページにてご参照いただけます。
ホーム > サービス一覧 > マネジメントシステム認証機関の認定(ISO/IEC 17021) > 文書類

本件についてのご質問は、貴組織の認証機関に直接お問い合わせください。

以上

ページの先頭へ戻る