株式会社 ジェイ-ヴァック 認定の失効に伴う同認証機関が発行した認証について
2019年1月24日
公益財団法人 日本適合性認定協会
マネジメントシステム認証機関「株式会社 ジェイ-ヴァック (J-VAC) 」(認定範囲 JIS Q (ISO) 9001:2015 及びJIS Q (ISO) 14001:2015)の認定は、2019年2月1日付けで失効します。これに伴い、同機関が発行した本協会認定下の認証の取扱いをまとめましたので、ご確認くださいますようお願い申し上げます。
1. 認証の有効性
- 同機関は、上述の認定範囲において、他の国際認定機関フォーラム (IAF) 署名機関の認定を受けていないことから、IAFの相互承認署名機関間で認められる認証の同等性を失うこととなります。
- ただし、2月1日以後であっても、同機関によって発行されている認証は、非認定の機関独自で発行されたプライベート認証としては継続できます。
- また、以下の項に示す通り、失効後であっても、IAFの手順に則り、他の認定を受けた認証機関に認証を移転し、認定下の認証として再登録することができます。
2. 認定下の認証の移転
IAFの相互承認を受けた認定機関によって認定されている認証機関に認証を移転することができます。移転する場合の手続きは、IAF MD2を基に、認証の移転先となる各機関が個別に定める方法によります。
以下、IAF MD2の該当項目:
- 認証業務を中止した、又は認定が失効、一時停止若しくは取り消された認証機関によって授与された認証の場合は、その認証の移転は、6か月以内又は認証が失効する日のいずれか早い日までに完了しなければならない。
- そのような場合、受け入れ側認証機関は、認証を移転する前に、その認定機関による認定の下で認証を発行しようとしている認定機関に通知しなければならない。
- 移転の完了を妨げる問題が特定された場合、当該の移転する顧客を新たな顧客として扱わなければならない。
参照文書
IAF MD2:2017 IAF Mandatory Document for the Transfer of Accredited Certification of Management Systems (Issue 2)(認定されたマネジメントシステム認証の移転のための IAF 基準文書) (PDF 253KB)
以上