JAB MS110:2019第1版「マネジメントシステム認証機関に対する認定の補足基準-イベントサステナビリティマネジメントシステム-」の発行について
2019年4月3日
公益財団法人 日本適合性認定協会
本協会は、下記のとおり、JAB MS110:2019第1版「マネジメントシステム認証機関に対する認定の補足基準-イベントサステナビリティマネジメントシステム-」を発行いたします。
JAB MS110:2019第1版の主な制定内容については、JAB MS110:2019第1版「マネジメントシステム認証機関に対する認定の補足基準-イベントサステナビリティマネジメントシステム-」制定案の公開について[2019-2-15]をご参照ください。
ドラフト段階での検討に当たりましては、2019年2月15日から2019年3月15日の期間に制定案に対するご意見の募集を行い、関係各位から貴重なご意見を賜りました。コメントをお寄せいただいた皆様に厚く御礼申し上げます。
コメントの概要及び本協会技術委員会の処置については、添付資料をご参照ください。
記
1. 発行文書
JAB MS110:2019第1版「マネジメントシステム認証機関に対する認定の補足基準-イベントサステナビリティマネジメントシステム-」 (PDF 181KB)
2. コメント及び処置に関する文書
JAB MS110:2019第1版D2へのパブリックコメント及び処置 (PDF 118KB)
3. MS110:2019第1版D2 (パブコメ募集対象ドラフト) からの変更内容
- 6.1.1審査工数を決定する場合、イベント数 (単独イベント 又は複数イベント) 、イベント実施場所 (陸上 (屋外又は屋内) 、又は水域) の要素を考慮することを規定。
- 6.1.2組織のリスクの性質、数及び重大性を含む複雑さ、及び有効要員に基づいて審査工数を決めることを明示。
- 6.1.3 注記2 請負者にサプライヤーが含まれることを明示。
- 6.1.4 ESMS 有効要員の数を決定するためのプロセスにおいて、ESMS に重大な影響を及ぼす要員を考慮に入れることを規定。
- 6.1.6 ESMSの複雑さのカテゴリーにおけるリスクを修正の上、ESMSの複雑さを決定する場合にイベント数、イベント実施場所を考慮に入れることを規定。
- 6.1.7 工数を増やす場合、複雑なイベント場所、早朝及び夜間のイベントの実施の場合、イベント特有の持続可能性に関わる問題がある場合を規定。また、マネジメントシステム審査工数を減らす場合、EMSのみならず、他のマネジメントシステム認証 (QMS, OH&S) とそのマネジメントシステムの成熟している場合を規定。
- 6.1.9 イベント運営でサステナビリティの設定から除外されている活動がない場合には、ISO/IEC 17021-1 9.2.1.3に準じて、審査範囲を記述しなければならないことを明示。
- 本協会ビル名の変更 (裏表紙)
4. 発行日
2019年4月3日
以上
本件に関するお問い合わせ先
公益財団法人 日本適合性認定協会 技術部
E-mail. info-cb@jab.or.jp